児童くらぶは世界じゅうの国々の大勢のみなさんに、そろばんのすばらしさを知ってもらいたいと思いその魅力を伝える活動をしています。それが「児童くらぶ・海外プロジェクト」です。

インド・コールハープル訪問

2014年2月、インド南西部に位置するコールハープル市に、そろばんの魅力を伝えるために行ってきました。 現地の私立学校にあたる「コールハープル・パブリックスクール」と、学習塾にあたる「ライジングスターズ・ラーニングスクール」、「チャトラパティ・シャーフースクール」を訪問しました。

みなさんもご存じのように、インドでは独自の数学教育が発達しています。現地の子どもたちの数学力、とくに暗算力がかなり高く、彼らにそろばんを紹介したところ、私たちの話にとても興味を持ち、使い方を説明するとすぐにマスターし、熱中して取り組んでいました。

今回の訪問を機に、チャトラパティ・シャーフースクールでは、そろばんの授業を取り入れることになりました。

また、今回の訪問では、みなさまからお預かりしたそろばんを、現地の子どもたちに届けることができました。 今後も児童くらぶはこういった活動を通じ、世界の多くの人々と一緒にそろばんの楽しさを共有できたらと考えています。

ベトナム「さくら日本語学校」訪問

2013年11月、ベトナム・ホーチミン市にある「さくら日本語学校」からお招きいただき、文化祭のステージ発表と模擬店スペースで、そろばんの紹介をさせていただきました。

ステージ発表では、現地の学生さんと一緒に、そろばんを使ったクイズを楽しみました。はじめはそろばんのしくみの説明をしましたが、珠のしくみはすぐに理解し、興味を持って聞いてくれました。そろばんを使うと、難しい問題がかんたんにすばやく計算できると知って驚き、どうしたら速くできるのか、もっと知りたがっていました。

学生のみなさんは、日本語学校に通うだけあり、日本が好きで、日本の文化にも詳しく、お茶の作法や着物の着付けといった伝統文化から、歌やダンスパフォーマンスといった現代カルチャーに至るまで、幅広い知識を持っていましたが、そんな彼らでも、そろばんは新鮮な驚きだったようで、そのシンプルで奥深い世界に感心しきりでした。

模擬店スペースでは、日本から持っていったそろばんに実際に触れてもらいました。珠の手ざわりや、はじくときのパチパチという音は、初体験の感覚だとのことでした。はじめは力の加減が分からず苦笑いしていた子が、やり方をマスターしたらずっとそろばんを手放さないほどに気に入って、そろばんのとりこになっていました。

2016年世界珠算大会開催

児童くらぶは日本で初めて、台湾の国営企業でもある台湾省商業会の心算珠算協会と提携を組むことになりました。この団体は台湾のみならず、インド、中国、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナム、カナダ、オーストラリアなど世界中に加盟団体があり、国際交流を兼ねて毎年世界大会を実施しています。 8月27日(土)台湾(新北市)において『2016年世界珠算大会』が開催されました。

ロシア珠算教育フォーラム

2018年11月25日に、ロシア全土からそろばん(アバカス)学校、教育者を集めた、珠算教育フォーラムが行われました。これは、在サンクトペテルブルク日本国総領事館主催の日本文化普及行事「日本の秋」の行事の一つに登録されています。フォーラムの内容は主に、日本の「そろばん」ブランドの確立、そろばん教育者の育成や、日本や台湾の検定試験の普及を目的としたものです。児童くらぶフランチャイズ加盟校のサンクトペテルブルクそろばん教室も参加しました。

3月検定試験の表彰式

検定試験の表彰式を4月28日に当校およびロシアキリスト教人文大学が主催した日露親善イベント「文化祭2019」にて行いました。当日は、在サンクトペテルブルク日本国総領事館の副領事にもお越しいただき賞状を合格者1名ずつに渡していただきました。また、イベント内でもそろばんの講義を行いました。

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